当サイトでは、宅建業免許の申請をされる方向けに申請書類の書き方を解説しています。
本記事では「専任の宅地建物取引士設置証明書」の書き方を記入例をまじえて詳しく紹介していきます。
注意
申請書類の書き方は各都道府県によって異なる可能性があります。
実際に申請される際には、提出先の手引きを必ず確認するようにお願い致します。
専任の宅地建物取引士設置証明書の概要
専任の宅地建物取引士設置証明書は、事務所に必要な専任の宅地建物取引士を配置している事を証明する書類です。
事務所に専任で配置しなければならない宅地建物取引士の数は法令で決まっており、その基準を満たしている事が必要になってきます。
なお、その基準は、宅建業に従事する者5名に対して1名以上必要とされます。
見本
宅地建物取引士設置証明書の書き方・記載例
それでは、宅地建物取引士設置証明書の書き方を紹介していきます。
記載例
①日付
日付は提出日を記載する為、作成時は空欄にしておきます。
②宛先
宛先は該当しない箇所は斜線で消します。
③申請者情報
申請者の情報を記載します。
同じく申請書類のひとつ免許申請書に記載した申請者(法人の場合は代表者)の氏名を記載し、免許申請書と同一の印を押印します。
④各事務所の選任の取引士の人数
事務所ごとにその所在地と、その事務所に専任で配置する取引士と従業員の人数を記載します。
同じく申請書類のひとつである「宅地建物取引業に従事する者の名簿」に記載されている者の数と同じ人数が記入されます(この人数は「専任の宅地建物取引士」を含みます)。
まとめ
以上、ここまで申請書類のひとつ「専任の宅地建物取引士設置証明書」の書き方について紹介しました。
宅建業を営む上で、必要な専任の取引士の数は法令で決まっており、その基準もしっかり理解した上で、書類の作成にとりかかりましょう。
なお、申請の際には、申請先の手引きを必ず確認頂くようお願いいたします。