当サイトでは、宅建業免許の申請をされる方向けに申請書類の書き方を解説しています。
本記事では、様式第2号添付書類4の「相談役及び顧問」と「株主又は出資者」に関する書類の書き方を記入例をまじえて詳しく紹介していきます。
注意
申請書類の書き方は各都道府県によって異なる可能性があります。
実際に申請される際には、提出先の手引きを必ず確認するようにお願い致します。
様式第2号添付書類4の概要
宅建業免許の申請書類のうち「様式第2号添付書類4」は、法人の場合のみ作成する書類で、第一面の「相談役及び顧問」と第二面の「100分の5以上の株式を有する株主又は出資者」の2枚になります。
相談役や顧問、株主、出資者がいる場合に、その者の情報を記載する書類です。
※個人の場合は作成不要です
見本(第一面)
見本(第二面)
様式第2号添付書類4の書き方・記載例
それでは、第一面と第二面の書き方をそれぞれ紹介していきます。
記載例(第一面)
①申請時の免許証番号
免許更新の場合はすでに受けている免許証番号とその有効期間を記載します。
免許証番号の記載欄の先頭2マスには、免許権者コードを記載します。
免許権者コードは以下の表を参考に記載します。
※新規申請の場合は記載不要です
引用:国土交通省手引き
②相談役又は顧問に関する事項
相談約又は顧問に関する情報を記載します。
市町村コードは各自治体の手引きで確認します。
役名コードは以下の表から該当する役職のものを数字で記載します。
引用:国土交通省手引き
記載例(第二面)
③申請時の免許証番号
第一面同様に、免許更新の場合はすでに受けている免許証番号とその有効期間を記載します。
免許権者コードは上記①の表を参考に記載します。
※新規申請の場合は記載不要です
④100分の5以上の株式を有する株主又は出資者に関する事項
100分の5以上の株式を有する株主又は出資者の情報を記載します。
市町村コードは各自治体の手引きで確認します。
また、その者が保有する株式数もしくは出資額と、それが全体に対して占める割合を記載します。
まとめ
以上、ここまで宅建業免許の申請書類のひとつ、様式第2号の添付書類4の書き方について紹介しました。
本書類は法人でかつ顧問や出資者などが自社の役員以外で存在する、比較的規模の大きい会社が必要になる書類です。
なお、申請に際しては、申請先の自治体の手引きを必ず確認するようにお願いいたします。