当サイトでは、宅建業免許の申請をされる方向けに申請書類の書き方を解説しています。
本記事では「資産に関する調書」の書き方を記載例をまじえて詳しく紹介していきます。
注意
申請書類の書き方は各都道府県によって異なる可能性があります。
実際に申請される際には、提出先の手引きを必ず確認するようにお願い致します。
資産に関する調書の概要
資産に関する調書は、申請者が個人の場合にのみ作成する書類で、申請者の資産状況を申告する書類です。
なお、法人の場合は本書類の作成は不要ですが、代わりに直近の決算書の写しを提出します。
見本
資産に関する調書の書き方・記載例
それでは、資産に関する調書の書き方を紹介していきます。
記載例
①日付
ここに記載する日時点での資産状況を記載する。
なお、「年月日」は、免許申請日前3カ月以内の日付とします。
②資産状況
資産の状況(金額)を資産と負債のそれぞれの項目ごとに記載する。
保有していない項目については空欄で構いません。
※「資産」の「土地」「建物」「備品」及び「権利」の欄は時価で記載
なお、資産とは宅建業に関する資産に限らず、他の事業の用に供している資産及び私生活用の資産も含みます。
また「摘要」欄は特に記載は不要です。
まとめ
以上、ここまで申請書類のひとつ「資産に関する調書」の書き方について紹介しました。
個人の方のみ作成が必要になる書類ですので、法人の方は作成する必要はありません。
なお、申請に際しては、各自治体の手引きを必ず確認するようにお願いいたします。